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2010年4月5日月曜日

ランチア デルタ オカルト現象 悪霊退散!ナンマンダブ~ そして負傷(閲覧注意)Part1

[ランチア・デルタ] ブログ村キーワード

これは2010/4/3(土)、午前10:00~11:00迄の間の出来事である。(ちょっと古いかな・・・・)



本日も、朝からお天気が良く、デルタも退院してきたことだし、いざ洗車!(またかい^^;;)

っと、ワックスはまだガンガンに効いているのでササッと水洗いし、拭き上げた後、キーを抜きロックして、家に入りリビングにてコーヒーを飲んでおりました。


テレビを見たり、30分位経ったでしょうか。


何やら物音が・・・・・


ビィィィィィィン・・・・・

非常にかすかな物音です。

音の発信源を耳で辿ると、リビングの片隅らしい・・・・
あ、PCが点けっぱなしだったので、そのCPUファンの音かなと思いPCをシャットダウンさせました。



ビィィィィィィン・・・・・


まだ、あの音が消えません(汗
更に耳で辿ると、PCの背面の壁の上部から・・・・
家は全室集中換気システムとやらで、各部屋に換気口があるのですが、そこから聞こえているようです。となると、この音は家の外で発生しているのです。


ああ、また近所の車好きのブラジル人の方が、車か原付のエンジンを噴かせているのか、ラジコンで遊んでいるのかと思い、窓を開けてそのブラジル人の家の方を見てみると、肩透かしか何も動きはありません。


そればかりか、窓を開けたことにより、より明確に音源が分かってきたのです!

こ。。。。これは、デルタの駐車してある方向から!?

ま・・・・まさか!?






慌てて玄関から出て、デルタの方に行くと、そこには




フォォォォォォ・・・・・
と激しく音を上げているデルタの姿が!



咄嗟の事なので、何のことか理解できません。

?????

ドアを開け、ボンネットを開けると、


そこには激しく回転する
ラジエータファンの姿が!!



?????
?????

キーは手に持っている・・・・

それに、、、、、

あの~~、今日はエンジンを掛けていないのですが・・・・

いや、掛けるには掛けたのですが、洗車の為、2メートルほどの前進と、洗車後の2メートルほどの後退をしただけなんですが・・・・・・


長距離走行や、高速走行を行った後、エンジンを切った後に水温が高かった場合、ラジエーターに繋がっているセンサーからの信号でファンがしばらく回り続けることは知っていますが、今日は水温計はビクリともしていませんが・・・・・

まさか、悪霊がデルタに憑依し、そのコントロールを奪い、悪さをしているのでしょうか?



慌てて家に戻り、
我が家に伝わる古の退魔のお札を!




が、そんなものは無いので、まずリレーを疑い、エンジンルーム左フロント内側にあるリレー群の確認を行いました。


目視では、特に問題は無さそうです。とりあえず、接点復活剤をぶっかけ、状況が改善しないことを確認し、良く判らないので、近所の良くしていただいている電装屋さんにGOです!
電装屋のご主人に、かくかくしかじかの説明をして、懸案のリレーをチェックしていただき、電装屋さんストックの良品リレーに交換しても、回り続けています。



テスターで調べていただくと、どうもアース(マイナス)が通電し続けているとの事。




電装屋さんが仰られるには、まず疑わしきは、ラジエーターに付いているセンサーが固着して電流を流し続けているのでは?所詮バイメタル式のセンサーなので固着は避けられ無い。まずは、センサーからの信号を切って、問題の切り分けをしたら?というご提案が・・・・


そうか、そう言えば昔の熱帯魚飼育に使っているヒーターのサーモだってバイメタル式だもんなぁ。毎年冬の前に接点を磨いたりしてたらしい・・・・今はICサーモだから楽だよねぇ。なんて、関係無い事を考えながらお話を聞いており(不謹慎^^;;)、他のお客様の件で立て込んできて、しかも私は今日はお客様ではないので、教えられたことを調べてみます。そして判らなかったら、またお願いします。と電装屋さんを辞去して、家に戻りボンネットを開けます。



相変わらず、フォォォォォォ・・・・・
と激しく音を上げているデルタ



まず、リレーのコネクタを外し、強制的にファンを止め、電装屋さんの仰られたラジエーターに刺さっているセンサーのコネクタを外してみます。



う・・・・せ・・・・・せまい・・・・・・





手・・・手が届かない・・・・・しかし、なんとかコネクタに手が届きます。
ほっとしたのもつかの間、その安堵感を狙い澄ましたかのように、悪霊の攻撃です。


ジュッ!!

手に激痛が走ります。

エキマニに肌が触れ、火傷を負わされました。画像はコチラ(本日の写真なのでグロ度は半減)



それでも、激痛に耐え凌ぎながらラジエーターセンサーのコネクタを外すことに成功!

そして、リレーを接続します。これで回らなかったら、原因はラジエーターセンサーの固着という事で解決です。


リレーにコネクタを差し込みます。









カチリ・・・・





待ったましたとばかりに
フォォォォォォ・・・・・と
勇ましくファンが回り始めます






普段なら、何とも頼もしい音も、


今ではバッテリーに蓄積された
電気を食いつくそうという
魔物の吐息


その吹き上げる瘴気に当てられたからか、負傷をしながらもやり遂げたミッションの無意味さに萎えたか、思わず目に熱いものが・・・・・


とりあえず、今回はここまで。
次回に続きます。
あ~あ、本当はドック入りした際の続きが書きたかったのに・・・・




というか、今日今もってこの悪霊退治が完遂出来ていないわけですが、同じ状況に遭われた方お見えになりませんか?
今のところ打つ手無しなのですが・・・・




どうかお助けください。

3 件のコメント:

  1. っと、追記です。
    現在は、本文記載の通り状況は改善しておらず、ファンへのコネクタを外して、電気が行かないようにしています。
    当ブログへご訪問頂きました皆様の中で、ご教授もしくは推論でも結構です、何か解決へのヒントを頂ければ幸いと思います。何卒宜しくお願いいたします。

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  2. 初めまして、足跡からたどらせていただきました。
    デルタの件ですが、可能性としてはリレーの劣化orセンサーの劣化じゃないかと思います。
    とりあえずリレーのチェックと水温センサーの温度ごとの抵抗値を計って見たらどうでしょう?
    参考までに資料を上げておきます。

    http://picasaweb.google.com/watakoubylong/KARC9000san

    一枚目が水温センサーの概要とリレーの配線図、2枚目が各センサー類とECUの接続図、そして3枚目が水温センサーの抵抗値です。
    資料上では水温センサーは、「coolant temperature sensor」又は「coolant sensor」と表記されています。
    ちなみに水温センサーの抵抗値は、-10℃で15.2~17.9kΩ20℃で3.5~3.9kΩ80℃で0.3~0.4kΩを示すはずなので目安にしてみてください。
    後余計なお世話かもしれませんが、デルタはかなり特殊な車ですので、専門店に一度持って行くという選択肢も検討してみてはどうでしょうか?

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  3. わたぽん様

    はじめまして。
    初めてコメントを頂き、また、色々とお教えありがとうございました。
    更に、配線図や各種資料迄アップしていただくなどお手間も掛けていただき、誠に有難うございました。
    是非ダウンロードさせていただき、主治医と相談してみます。
    一応、今の現状ですが、水温センサーへのラインと、ラジエーターファンへのラインは接続している状態です。
    それで、左フロントにある3つのA/C関連からファンをコントロールしているリレーを全部抜いた状態です。
    この状況では、通常に走行していると水温が90度近くになると、一次ファンが回り始め、渋滞等にはまり水温が高くなってくると二次ファンも回り始め、水温の低下と共にファンも停止されています。また走行後エンジンを停止しても水温が高ければ一次ファンが回り、水温低下と共にしばらくすると停止すると言う、言わば全く問題ない状況なのです。
    また、今回のファンの暴走は、いきなり二次ファンが回ると言う、エアコンを掛けている状況になっているようです。

    以上の点から、水温センサーの関係による問題追求は除外しておりましたが、今回頂いた資料を基に、改めて色々見直して見ます。

    配線図は私も別の物を入手しておりましたが、エアコンを交えた配線図と言うものが見つからず、苦労しております(苦笑)

    それと、私がお世話になっている主治医様は、ご自分でもEVO2に乗って見えて、近場の複数のDELTAのメンテもされている工場なので、技術的には問題ないかと思うのですが・・・
    でも、16Vは私だけなんですよね(苦笑)

    長くなってしまいましたが、わたぽん様コメントをいただいたことと、色々お教え頂いた事と、本当に有難うございました。
    これからも、是非宜しくお願いいたします。

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