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2010年4月14日水曜日

ランチア デルタ オカルト現象 悪霊退散!ナンマンダブ~Part3

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前回までのあらすじ
え~、少しは今回の問題の切り分けが出来てきたような気がします。

まず、問題点をまとめていきますと、
  1. 悪霊が乗り移り暴走しているのは、ラジエーター電動ファン。
  2. 電動ファンのレベルは、いわゆる二次ファン、高速回転で回る。
  3. 今まで調べてきた、左フロント前部のリレーは、私が知りうる限り、エアコン関係の物。
    1. A/Cコンプレッサ電磁クラッチリレー
    2. A/Cオン時ラジエタファン2次回転制御リレー
    3. A/Cコンプレッサ過水温制御リレー
  4. ラジエーター水温センサーの故障は、今回除外しても良いかも?(弱気)
    1. 理由は、ラジエーター水温センサーへのコネクタを外しても現象が改善しない為。
次に、今の現状を簡単に。

まず、左フロント前部のリレーは全撤去してあります。


次に、ラジエーター水温センサーは接続してあります。


同じく、ラジエーター電動ファンも普通に接続してあります。

そして、

コネクタへの雨水等の浸入を避けるため、ビニール袋で防御!(苦笑


この状態ですが、状況はと言いますと、ラジエーター電動ファンの暴走は防げています。
しかも、この状態で通常走行していると、当然水温が上がってきますが、メーターの水温計で90近くになると、ラジエーター電動ファンの1次回転が、まるで何ともないように回り始めるんですよね。
で、エンジンを止めると、ラジエータ電動ファンもスッと止まる。

あたかも、問題が何も発生していないかの様に・・・・・・

こうなると、エアコン関連の何かが関連してきているよな気がしてきました。

どこだ?どこに問題が?悪霊が巣食った総本山はどこだ?謎は深まるばかり・・・・・

しかし、エアコンとは・・・・・



ガス入ってないのに(;´Д`A ```


2010年4月13日火曜日

ランチア デルタ オカルト現象 悪霊退散!ナンマンダブ~Part2

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前回までのあらすじはコチラから

今日こそ、悪霊をデルタから叩き出すぞと如く、奮起!

聖なる場所「教会」へ!神父様のお力を借りて!

と、勇ましく主治医様の元へGO!

またまた、良いお天気。電動ファンへの動力伝達をどうするか迷った挙句、渋滞にならない道で行こうと、動力カット状態でいざ出陣。

ウィンドウを開けて、心地良い風を顔に受けながら、しばし気持ち良いドライブを楽みました。
すると、ああ、見えた。教会(工場)が!あそこに行けば神のご加護が!と、ばかりに駆け込みます。

「神父様!どうかお助けを!」跪きます(^^;;

神父様は穏やかに「どうなされた?ささ、お顔を上げて話してみなさい」

実はかくかくしかじかで・・・・・

二人で、ボンネットを囲み配線を辿り始めます。

電動ファンへの常時電力が流れ続けている旨。
リレーを疑った旨。
ラジエーターのセンサーを疑った旨。
私がとりあえず判る範囲で調べ回った内容を色々話しながら、二人で配線を辿り続けます。

まず、今の現状を画像付きで簡単におさらいしましょう。

毎度お馴染みの画像でお恥ずかしいのですが、盛大に回るラジエーター電動ファン。

回っているのは二次ファンで盛大な音がしています。。。。

この現象に良くある原因として、挙げられるのがリレーの固着やリレーの焼き付き、もしくはラジエーターの水温センサーの固着などが上げられるようです。

そこで、問題箇所を炙り出すべく、調査作業を色々行いました。

まず、回転が2次ファンとのことでエアコンコンプレッサーが関係しているのかな?との推測から、左フロント前方エアクリーナーボックスの脇にあるリレー群の固着及び焼き付等のチェックしました。

ここは、時折雨風が当たる事によって、端子の腐食等の現象が起こりやすいとの噂です。

リレーを固定している台座毎取り外して、端子のチェックや動作確認を行ってみました。
 
目視及びテスターで電流の流れなどをチェックしました。


目視では焼き付などは確認できません。
端子もしっかりしています。
コネクタを抜き差しすると、カチッカチッと音がするので、どうやらきちんとリレーは動いているようです。
主治医様曰く、緑のリレーは汎用だけど、黒のリレーはちょっと特殊かもしれないとの事でした。

そうなのでしょうか?誰かお知りの方、宜しければお教えください。

接点復活剤をスプレーし、次の確認事項へ。
次に確認を行う場所は、ラジエーター水温センサーです。


これは、前述の通りバイメタル方式というもので、古くなってくると固着してしまい、結果電流が流れっぱなしになり、ファンが回ってしまうということでした。
 
正直、これを外すのは至難の業なので、ラジエーター水温センサーに繋がっているコネクタを外してみます。

これを、外してファンが止まれば、ほぼ原因はラジエーター水温センサーの故障ということになるのですが・・・・
コネクタを外すことに成功。

この状態で、ラジエーターファンへの電流伝達状況をチェック。
テスターで恐る恐る
電気は!
orz

これで、ラジエーター水温センサーの固着という線は消えました。

その後、配線図を睨みながら、実際の配線を追って、左フロントボンネットキャッチ裏のリレーや、運転席下のフューズボックス、助手席足元のヒューズボックスも調べてみましたが、結論出ず。

主治医様もボランティアで調べていただいていた事もあり、待ち合わせの時間になってしまった事もあり、結局、この日は時間切れでした。

やばいです。本当に判らなくなってきました・・・・・